文章を「短く・正確に」まとめるには
なぜ要約が大切なの?
文章を読んで内容をつかむとき、「全部覚える」必要はありません。
ポイントを短くまとめて理解する=要約ができると、
・内容が整理しやすい
・記述問題の答えが書きやすい
・選択肢で迷いにくくなる
など、多くの力が身につきます!
例題①
元の文:
長時間にわたって騒いでいた子どもたちが、突然、ピタリと静かになった。
- 主語:子どもたちが
- 述語:静かになった
要約文①(最短):
子どもたちが静かになった。
要約文②:
子どもたちが、ピタリと静かになった。
例題②
元の文:
強い風にあおられながらも、彼女は前を向いて歩き続けた。
- 主語:彼女は
- 述語:歩き続けた
要約文①(最短):
彼女は歩き続けた。
要約文②:
彼女は前を向いて歩き続けた。
(※ 状況説明「強い風にあおられながらも」は削れる)
主語と述語を見つける
それぞれ要約文①は、元の文の主語と述語だけを抜き出した文になっています。これが最短の要約文になり、要約の基本になります。
ポイント
- 要約は「情報を減らしても意味が伝わる」形を探す作業。
- 主語と述語が残っていれば、意味の核は伝わる。
- 状況や装飾語(いつ、どこで、どんなふうに…)は、要約では削ることができる。

沢田国語研究所
●事業内容
・国語専門塾(対面・オンライン)
・俳句や短歌の創作および普及活動
・本に関するイベント
●代表

沢田隆志
大阪市出身
開明高校→横浜国立大学経済学部卒
大手自動車メーカーで経理として勤務。
神奈川県で教育委員会に勤務。その後、
須賀川市の梁取塾で主に中学生を指導。
俳句や短歌を中心に文学を楽しむ。
・須賀川短歌会主催
「第1回みんなで選ぶフォト短歌展」最多得票
・須賀川地域の地方紙
「あぶくま時報」火曜コラム執筆中
●お問合せ
TEL : 090-1048-7425
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福島県須賀川市中町17-8旧管野園ビル2F
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