鸛鵲楼に登る (かんじゃくろうにのぼる)
唐の時代の詩人である王之涣(おうしかん)作の五言絶句。
「登鸛鵲楼」
白日依山尽
黄河入海流
欲窮千里目
更上一層楼
書き下し文
「鸛鵲楼に登る」
白日は山に依(よ)りて尽き
黄河は海に入って流る
千里の目を窮(きわ)めんと欲すれば
更に上一層の楼(いっそうのろう)に上れ
意味・解釈
夕日が山に沈み、黄河は遥かに海へと流れていく。
もっと遠くを見渡したいなら、もう一段、高いところへ登ってみよ。
この詩の最後の一句「更上一層楼(さらに一層の楼に上れ)」は、「もっと先を見たければ、今より高いところを目指せ」という比喩として非常に力強く、座右の銘としている人もいる。
「もっと見たければ、もっと努力しろ」、「視野を広げたければ、現状に満足するな」という、静かだけど背中を押してくれる言葉。

沢田国語研究所
●事業内容
・国語専門塾(対面・オンライン)
・俳句や短歌の創作および普及活動
・本に関するイベント
●代表

沢田隆志
大阪市出身
開明高校→横浜国立大学経済学部卒
大手自動車メーカーで経理として勤務。
神奈川県で教育委員会に勤務。その後、
須賀川市の梁取塾で主に中学生を指導。
俳句や短歌を中心に文学を楽しむ。
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「第1回みんなで選ぶフォト短歌展」最多得票
・須賀川地域の地方紙
「あぶくま時報」火曜コラム執筆中
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