評論文では「対比」を意識する

対比,国語 読解のコツ

なぜ「対比」が大事なの?

評論文は、必ず筆者の主張があって、それを伝えるための文章です。

筆者は自分の意見をただストレートに述べるだけでなく、「反対の立場」や「一般的な考え方」と対比させながら、自分の考えをより強く、より明確に伝えようとします。

つまり、筆者の主張をつかむには、「比較されている2つの立場」をセットで理解することがとても大切なのです。

「対比」を意識した読解のコツ

① まずは「比べているものが何か」を見つけよう
  • 過去と現在
  • 日本と欧米
  • 人間とAI
  • 表面的な自由と本質的な自由
  • 常識と筆者の考え

文章中に出てくるキーワードを見ながら、「AとBを比べているな」と気づけるだけで、読解がぐっと楽になります。

② 「筆者はどちらの立場を支持しているのか」を考える

比べたうえで、筆者はどちらの立場を肯定しているのか?それとも批判しているのか?
この問いを持って読むことで、主張の軸がブレなくなります。

③ 対比の接続語に注目する

「しかし」「一方で」「だが」「とは対照的に」などの言葉が出てきたら要チェック。
そこから文章の論点が動く合図かもしれません。

対比の構造に気付く

以上のように「対比」を意識して文章を読むと、理解しやすく、読書スピードも上がるはずです。

対比の構造にすぐに気付けるよう、常に意識するようにしましょう!

須賀川,沢田,国語

●事業内容

・国語専門塾(対面・オンライン)

・俳句や短歌の創作および普及活動

・本に関するイベント

●代表

 沢田隆志

 大阪市出身
 開明高校→横浜国立大学経済学部卒

 大手自動車メーカーで経理として勤務。
 神奈川県で教育委員会に勤務。その後、
 須賀川市の梁取塾で主に中学生を指導。
 
 俳句や短歌を中心に文学を楽しむ。

・須賀川短歌会主催
「第1回みんなで選ぶフォト短歌展」最多得票

・須賀川地域の地方紙
「あぶくま時報」火曜コラム執筆中

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須賀川市・郡山市の近隣の生徒が在籍